赤ちゃんとの暮らしを支えるベビーグッズ。便利なものばかりですが、気がつけば家のあちこちにあふれている…ということ、ありませんか?
私自身、初めての育児で「これも必要かも」といろいろ買い足していたら、いつの間にか収納がいっぱいに。
復職してからは、「片づけやすさ」や「動線の確保」が忙しい毎日の助けになると強く感じました。
この記事では、
・どんなタイミングで
・どんな基準で
・どのアイテムから
ベビーグッズを手放していくべきか、私の経験をもとに整理してお伝えします。
断捨離の第一歩は「役目を終えたもの」に気づくこと
育児グッズは「使わなくなっても何となく置いている」ことが多いもの。
まずは以下の3ステップで見直しをしてみましょう。
ステップ1|最近あまり使っていないものに“日付シール”を貼る
「使っていない気がするけど、捨てていいかわからない」ものには、丸シールに日付を書いて貼っておくのがおすすめです。
私はシンプルに、気になったときに丸シールをペタリ。次にそのアイテムを見たときに、数週間使っていないようだったら、迷わず手放すようにしました。
これなら「感覚」ではなく「事実」で判断できるので、納得して処分できます。
シールを貼るのが面倒に感じる方は、1週間だけ「使っていないものリスト」をメモするのも効果的です。使っていないことを記録しておくだけでも、「本当に必要かどうか」が見えてきます。
ステップ2|「また使うかも」は一時的に封印
「次の子のため」「念のため」に取っておきたくなる気持ちはありますが、一度箱にしまって生活してみるのがおすすめです。しばらくしても困らなければ、手放してOKのサインです。
ステップ3|「収納スペース」と相談する
使う頻度と収納スペースのバランスも大事な判断基準です。
「しまう場所がなくなってきた」と感じたら、見直しのタイミングです。
断捨離の判断基準|手放すタイミング別チェックリスト
ベビーグッズを「いつ手放すか」の判断は難しいもの。
使用シーンごとに、私が使っているチェックポイントをご紹介します。
0〜6ヶ月頃まで
卒業アイテムの代表例
- 新生児サイズの肌着やおむつ
- ベビーバス、湯温計
- 搾乳器(完ミに移行した場合)
判断基準
- 1ヶ月以上使っていない
- 収納していても取り出すことがない
- 今後の育児スタイルに合わない
6ヶ月〜1歳頃
使用頻度が下がるアイテム
- 離乳食初期用の調理道具(すり鉢・こし器など)
- かさばるスタイ
- プレイマット&プレイジム(ねんね〜おすわり期用)
判断基準
- 本人が興味を示さなくなった
- 活動量が増えて、広いスペースで動き回るようになると使わなくなる
- インテリアの一部と化していたら見直しのタイミング
1歳〜2歳頃
成長とともにサイズアウト・機能卒業
- ベビーサークル
- 抱っこ紐の新生児パーツ
- ストロー練習用のマグ
判断基準
- 別の道具で代用できている
- 日常的に使わないのに場所をとっている
処分?保管?譲渡?|手放し方の選び方
手放すといっても方法はいろいろあります。目的に応じて選ぶと、気持ちも整理しやすくなります。
手放し方 | おすすめのケース |
---|---|
保管する | 第二子以降を考えている/思い出として一部残したい |
譲渡する | 状態が良い/知人やフリマアプリで需要がある |
処分する | 汚れ・破損がある/衛生面が気になる |
私は「思い出用の一箱」だけを残し、それ以外は地域の子育て支援センターへの寄付やメルカリなどを活用して手放しました。
思い出も大切にしながら、今の暮らしを優先する視点を大切にしています。
まとめ|“今の自分”に必要なものを見極めよう
ベビーグッズの断捨離は、モノの整理というよりも、「育児のステージが一つ進んだサイン」でもあります。
忙しい毎日、使っていないモノに囲まれていると、それだけでストレスになりがち。
本当に必要なものだけを残すことで、家事の効率が上がったり、心のゆとりにつながったりします。
「いつかまた…」ではなく、「今、必要かどうか」を基準に。
モノを減らすことで、育児や家事の動線がスムーズになり、日々のストレスも軽減されていきます。
