こんにちは!2021年6月に恵愛病院で第一子を出産しました。
今回は私が無痛分娩を選んだ理由から、実際の体験談までをお伝えしていきます。
無痛分娩を選んだ理由
妊娠が分かった時から、出産の痛みについては不安でした。無痛分娩については以前から知っていたので、迷わず選択することに。「絶対に無痛分娩で出産しよう!」と決めていました。
恵愛病院の先生に相談したところ、初産でも無痛分娩の対応が可能とのこと。34週目の妊婦健診で正式に無痛分娩を希望する旨を伝えました。
出産前は「無痛分娩って本当に痛くないの?」「麻酔のリスクは大丈夫?」と気になって、先輩ママたちの体験談を読み漁る日々を過ごしていました。この記事では、実際に体験した無痛分娩の効果や、知っておいてよかったポイントをお伝えしていきます。
無痛分娩ってどれくらい痛くないの?実際の効果を紹介
恵愛病院の無痛分娩の特徴
恵愛病院の無痛分娩の特徴として、大きく分けて二つの方法があります:
- 計画無痛分娩: あらかじめ出産日を決めて陣痛誘発剤を使う方法
- 自然陣痛型: 自然に陣痛が来るのを待って、そのタイミングで麻酔を入れる方法
恵愛病院では、初産婦の場合は基本的に自然な陣痛を待つ方法を採用しています。個人的には予定が立てやすい計画無痛分娩も魅力的でしたが、初産だったため自然に陣痛が来るのを待つことになりました。
麻酔の効果について
出産前は、「無痛分娩は本当に痛くないの?」これが一番気になるポイントですよね。結論から言うと、麻酔後はほとんど痛みを感じませんでした。でも、実は麻酔を入れるまでが大変だったんです。
陣痛が始まった時は生理痛のような軽い痛みでした。これが徐々に強くなっていき、「早く麻酔を入れてほしい!」と思っていたのですが、子宮口が5センチ開くまでは麻酔を入れられないと言われました。
さらにその後の先生の診察で「思ったより進んでいないので促進剤入れましょうか」と提案がありました。実は、無痛分娩の説明を受けた際に促進剤についても詳しく説明を受けていて、同意書も記入済みだったんです。そのため、すぐに促進剤の投与を始めることができました。
促進剤を使い始めてから陣痛の痛みはさらに強くなり、5分おきに「腰を重機で轢かれるような痛み」を感じるように。「もう痛くて限界です…」と訴えて子宮口の開きを確認してもらいましたが、まだ麻酔を入れられる段階ではないと言われてしまい、麻酔を入れるまでの待ち時間がとても長く感じました。ようやく麻酔を入れてもらえることになった時は本当にホッとしました。
麻酔を投与してからの効果には驚きました。
開始から15分ほどで痛みが徐々に和らいでいき、最終的にはほとんど痛みを感じなくなったんです。陣痛の波は感じるものの、痛みではなく「お腹が押される感覚」という感じ。下半身の感覚は完全には無くならず、自分で足を動かすこともできました。
恵愛病院の無痛分娩が心強かったポイント
恵愛病院の無痛分娩で安心だったのは、経験豊富な麻酔医による対応です。ただし、休日や夜間は対応が難しい場合もあるそうなので、事前に確認しておくことをおすすめします。
私の場合は平日の朝から陣痛が始まり、そのまま出産までスムーズに進んだので、タイミング的には恵まれていました。出産を控えている方は、この点について事前に病院に確認しておくと安心だと思います。
事前準備として、36週目に詳しい説明を受け、同意書を記入。このとき、分からないことを一通り聞いて、説明してもらえたのも不安解消につながりました。
予想外だった!実際の出産エピソード
出産前は「麻酔注入が怖い」「麻酔を入れるときに、ちゃんとエビのような姿勢が取れるかな」と心配でしたが、実際はそんなに大変ではありませんでした。麻酔を入れる時の痛みは、陣痛の痛みの方が気になって、あまり感じないくらい。エビのような姿勢も、早く痛みから解放されたい一心で、すんなりできました。
むしろ予想外だったのは、麻酔が効くまでの15分間。この時間が本当に長く感じました。また、出産後に体にかゆみが出たのですが、これは麻酔の珍しくない副反応だそう。でも、陣痛の痛みから解放されたことを思えば、この程度の副反応は全く気になりませんでした。
無痛分娩だからこそ準備しておきたいこと
無痛分娩を選択する際、先生から「無痛分娩と言っても、途中までは痛みを伴うから、その時の過ごし方を考えておいてね」とアドバイスをもらいました。実は、この言葉のおかげで心の準備ができ、とても助かりました。
というのも、私は無痛分娩を選んだ時、最初から最後まで痛みがないものだと思い込んでいたんです。でも実際は、陣痛が始まってから麻酔を入れられるまでの間は、通常のお産と同じように痛みを経験します。(計画無痛分娩の場合は最初から麻酔を入れられるので違うようです。)この事実を事前に知っていたおかげで、「ここまでは痛いのが普通なんだ」と心構えができ、陣痛中もある程度冷静でいられました。もし知らないまま臨んでいたら、「なんで痛いの!?」と不安でパニックになっていたかもしれません。
特に意識して準備しておいてよかったのが、いきみ方の練習です。無痛分娩の場合、麻酔が効いているのでいきむのが難しいと言われているんです。私はマタニティヨガでいきみ方を教えてもらい、出産前から練習していました。おかげで、いざという時にちゃんといきむことができ、スムーズな出産につながりました。
YouTubeなどでもいきみ方の動画がたくさんあるので、無痛分娩を予定されている方は、ぜひ事前に練習してみてください。私の場合は、この準備が本当に役立ちました。
実際の出産を振り返って
結果的に、無痛分娩を選んで本当によかったと思っています。一番良かったのは、リラックスして出産に臨めたこと。出産当日は夫も立ち会ってくれましたが、麻酔が効いてからは普通に会話をしながら赤ちゃんの誕生を待つことができました。出産の瞬間もはっきりと覚えていて、素敵な思い出として心に残っています。
また、陣痛による体力の消耗が少なかったせいか、産後の回復も比較的順調でした。出産後に体の痒みなどの副反応はありましたが、痛みが軽減されるメリットの方が、私にとってはずっと大きかったです。
ただし、これはあくまでも私の体験談。無痛分娩にも個人差があり、人によっては違う副反応が出ることもあります。選択される際は、必ずご自身の状況に合わせて、担当医としっかり相談してくださいね。
最後に
この記事が、無痛分娩を検討されている方の参考になれば嬉しいです。私の体験談はあくまでも2021年6月時点のもの。現在は状況が変わっている可能性もありますので、最新の情報は恵愛病院に直接確認されることをおすすめします。
どんなお産になるにせよ、新しい命との出会いは本当に素晴らしい瞬間。これから出産を控えている方が、ご自身に合った出産方法を選べますように。心からエールを送らせていただきます!