育休明けの働き方どうする?復帰前に確認してよかったポイント

育休が終わりに近づくにつれて、

・ちゃんと働けるかな?
・赤ちゃんのお世話と仕事、どう両立すればいい?
・会社には何を伝えておくべき?

    と、不安や疑問が一気に押し寄せてきますよね。
    私自身も、産後2ヶ月で職場復帰をしたときは、期待よりも「本当に大丈夫かな」という気持ちの方が強かったのを覚えています。

    私はIT系企業で比較的裁量のあるポジションに就いており、タスク配分などを自分で調整しやすい環境でした。

    そのため、この記事の内容はあくまで「私の場合」の一例になりますが、復帰前に確認しておいてよかったことや、実際にやっておいて助かった準備についてまとめています。

    これから復帰を控えている方の不安が少しでも軽くなり、準備のヒントになれば嬉しいです。

    目次

    会社との「働き方確認」は早めが安心

    私が復帰前に一番やっておいてよかったと感じているのが、上司との事前面談です。

    この面談を行ったのは復帰の約2週間前。やや早めではありましたが、結果的にこのタイミングで話ができたことで、復帰後の働き方がぐっとスムーズになりました。

    当時はちょうどコロナ禍の真っ只中で、全社的にフルリモート勤務が推奨されていた時期。私自身が特別にリモート勤務を希望したというより、自然な流れで在宅勤務となっていた状況でした。

    ただ、どんな働き方であっても、育児との両立に必要な配慮は復帰前に共有しておくことが大切だと強く感じました。

    この面談で伝えた主な内容は次の通りです。

    • 復帰の意思と予定日
    • 時短勤務(30分時短)の申請
    • 授乳や搾乳のために「中抜け時間」が発生する可能性
    • 定例会議があればその時間帯の確認

    ポイントは、復帰後に相談するのではなく、「事前に要望として伝える」姿勢を持つこと

    復帰後はただでさえ新しい生活リズムに追われてバタバタしがち。

    そんな中で「すみません、やっぱり中抜けしたいです」と後から切り出すのは、ちょっと気まずさもありますよね。

    だからこそ、復帰前のタイミングで伝えることで、上司やチームにも“準備や配慮を考える時間”を渡すことができる。このプロセスが、復帰後の働きやすさにつながったと感じています。

    確認しておきたいポイント例:

    • 勤務時間・時短制度の適用有無(就業規則に明記されていないケースもあるので要チェック)
    • 勤務場所(在宅・出社の割合。将来的な変更の可能性も含めて確認)
    • 復帰後の業務内容(同じ職種・同じチームに戻るのか)
    • 会議の頻度や時間帯(育児とのバランスを考慮してもらえるか)

    特に、「授乳の関係でこの時間は外したい」「搾乳のために○時に10分ほど抜ける可能性がある」など、具体的な生活リズムに基づいた話ができると、相手にも伝わりやすく、調整もスムーズになります。

    家族やサポート体制と「役割分担」の見直しを

    仕事復帰にあたっては、家の中も“仕事モード”にシフトしていく必要があります。
    私の場合、日中は実母が赤ちゃんのお世話をしてくれていたので、あらかじめ次のような分担を確認しておきました。

    • 授乳以外の日中のケアは実母にお願い
    • お風呂や散歩の時間はなるべく固定

    家の中の「誰がいつ何をするか」を決めておくだけで、仕事中の小さなストレスや焦りがかなり減ります。

    復帰直後の“寝不足×仕事”をどう乗り切る?

    復帰当初、一番しんどかったのはやっぱり寝不足との戦いでした。

    夜中に2〜3回起きて授乳、そのまま仕事スタート…。思考も鈍って、ミーティングに出ても言葉が出てこないこともしばしば。

    そんな中でも、次のような工夫でなんとか1日を回していました。

    • 昼休みに赤ちゃんと一緒に短時間の仮眠
    • 会議の合間に搾乳タイムを入れる
    • 搾乳が難しい日はミルクOKとした
    • 会議の準備はなるべく前夜に済ませておく

    何より大事だったのは、「できる範囲でいい」と思えること。
    完璧にやるより、日々続けられる工夫をする方が、結果的にうまく回ると実感しました。

    まとめ|復帰は“スタートライン”。最初からうまくいかなくてOK

    職場復帰はゴールではなく、あくまで新しい生活のスタート。
    不安もたくさんありますが、事前にできる準備や声かけをしておくだけで、復帰後の自分をぐっと助けてくれます。

    ◎この記事で伝えたかったこと

    • 復帰前の1on1で要望を伝えておくと、あとがラクになる
    • 家族との分担・サポート体制は事前に明確にしておく
    • 寝不足の中で働くには「割り切り」や「時短工夫」が大事
    • 完璧を目指すのではなく、“今のベスト”を積み重ねればいい

    これから復帰を迎えるあなたが、少しでも安心して一歩を踏み出せますように。
    「うまくいかない日があって当たり前」くらいの気持ちで、少しずつ自分のペースを作っていけることを願っています。

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