満3歳で幼稚園は早い?「かわいそう」と言われがちな満3歳保育に、実際に通わせて感じたこと

満3歳で幼稚園に入園すると話すと、
もう幼稚園?
ちょっと早くない?
そんな反応をもらうことがあります。

前回の記事では、まだできることが少なかった息子を、それでも満3歳で入園させた理由を書きました。

今回はその続きとして、「かわいそう」と言われがちな満3歳児保育に、実際に通わせてみてどうだったのか。親として、そして息子の様子を間近で見てきた立場から、正直に書いてみたいと思います。

目次

「かわいそう」と言われたとき、正直どう感じたか

かわいそうなんじゃない?」と直接言われたのは、義両親からでした。

ただ、その言葉は「そんなに早く入れなくてもいいんじゃない?」という否定ではなく、「もう幼稚園なんだね」という、純粋な驚きに近いものでした。そのため、言葉そのものに傷ついたり、引っかかったりすることはありませんでした。

一方で、不安がまったくなかったかと言われると、そうではありません。

息子は話し始めがゆっくりで、指示理解についても心配していたこともあり、
「先生の言っていることをちゃんと理解できるだろうか」
「集団の中で置いていかれないだろうか」
「自分の気持ちを、言葉で伝えられるだろうか」
「少し早いかもしれない」
という不安は、入園前からずっと頭の片隅にありました。

我が家が通わせた幼稚園の環境

通わせたのは、私立の、いわゆる“のびのび系”の幼稚園です。掲げられている保育方針は、体をしっかり動かしながら、素直な気持ちや思いやりを育てていくというもの。

満3歳クラスは年少とは別クラスで、午前保育が中心からスタート。
案内では

  • 最初の1週間:9:00〜11:20
  • 慣れてきたら:9:00〜14:20

となっていましたが、実際はかなり柔軟でした。

月・火は午前保育、木・金は「お昼を食べてみましょう」と13:00まで、翌週から通常保育。「子どもの様子を見ながら進めてくれる」という安心感がありました。

通わせてみて分かったこと|不安と成長は同時に進んでいった

入園直後は、やはりスムーズとはいきませんでした。

最初の数日は登園時に泣くこともあり、「やっぱり少し早かったかな」と頭をよぎったこともあります。

ただ、後から先生に様子を聞くと、親と離れる瞬間こそ不安そうにしていたものの、園での活動自体は意外と落ち着いて参加できていたとのことでした。この時期に体調を崩すこともなく、生活リズムが大きく乱れなかったのは、親として少しホッとした点でもあります。

2週間ほど経った頃、少しずつ園での様子が見えるようになってきました。
製作を手に、「これ作ったよ」と誇らしそうに話す姿が増え、それまで家ではなかなか進まなかったトイレも、いつの間にか園では当たり前のようにできていると知りました。

泣かずに登園できるようにはなったものの、まだ「楽しく通っている」という感じではなく、慣れたかなというタイミングで迎えた夏休み前の面談では、「まだ集団生活についていくのに苦労している様子があります」と聞き、正直少し揺らぎました。

それでも、夏休み明け。
お友達が増え、少し“お兄さん的な立場”になったことで、様子は大きく変わりました。

発語が一気に増え、9月から入園してきたお友達が泣いていると心配する姿も見られるようになったそうです。癇癪でどうにもならなくなることは減り、言葉で気持ちを伝えてくれる場面が増えていきました。

実は親にもあった、満3歳児保育のメリット

意外だったのは、親にとってのメリットです。

送り迎えや保育参観で、先生方が子どもに接する様子を見ることで、

  • 指示の出し方
  • 注意の仕方
  • 月齢に合った絵本選び

など、「こう関わればいいんだ」という学びがたくさんありました。
初めての育児で手探りだった私にとって、日常的に“プロの関わり”を見られたことは、とても大きかったです。

迷いはあった。それでも今は「入れてよかった」と思っている

もちろん、迷いがまったくなかったわけではありません。

夏休み前の面談で、「まだ集団生活についていくのに苦労している様子があります」と聞いたときは、正直に言えば、「やっぱり少し早かったかな」と感じました。

ただ、その時点での様子を包み隠さず伝えてもらえたこと自体は、ありがたかったとも思っています。無理に「大丈夫ですよ」と言われるより、子どもの現状を正確に知ることができたからです。

そして今、数か月経った現在は、はっきり歳で入れてよかったと思っています。

入園前に一番不安だった指示理解についても、先生方が分かりやすく工夫してくださり、お友達の様子を見ながら学ぶ場面も多かったようです。

人見知り気味だった息子が、自分からお友達に話しかけたり、遊びに誘ったりするようになるとは、当時は想像していませんでした。同世代の子どもたちとの関わりがなければ、ここまでの成長はなかったと思います。

満3歳児保育が向いている家庭・子ども

子どもは思っている以上に順応します。

特に3歳頃は体力もついてきて、自宅保育が少し大変になってくる時期。幼稚園での集団生活や外遊びで、しっかり疲れて帰ってきてくれるのも、大きなポイントでした。

「そろそろ自宅保育が限界かも」と感じている家庭には、満3歳児保育はとても合う選択肢だと思います。

まとめ|「かわいそう」かどうかは、外からは決められない

満3歳で幼稚園に入れることを、「かわいそう」と感じるかどうかは、外からは分かりません。

実際に通う子どもの様子、家庭の状況、園の方針。
それぞれを見た上で決めることが大切だと思います。

我が家の場合は、息子にとっても、親にとっても、意味のある選択でした。同じように迷っている方の、ひとつの参考になれば嬉しいです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次