満3歳で幼稚園に入園すると、
「まだ小さいけれど、ちゃんと園生活に馴染めているだろうか」
と気になりますよね。
特に発語がゆっくりだったり、集団で過ごした経験が少なかったりすると、園での様子を日常的に見ることができない分、「ちゃんとやれているのかな」「困っていないかな」と、どうしても心配が膨らんでしまいます。
今回は、入園から1か月後に行われた個人面談で知った、親が「まだ難しいことが多いのでは」と感じていた満3歳児の姿を、幼稚園の先生はどう見ていたのかについて、当時感じたこと、今振り返って思うことを整理して書いてみたいと思います。
入園1か月後、初めての個人面談
面談が行われたのは、入園から約1か月が経った夏休み前。
担任の先生との、20分ほどの個人面談でした。
園での様子を一通り教えていただき、良い点と、今後注意して見ていきたい点の両方を共有する、という内容でした。
親が「できていない」と感じていたこと
面談前、私が一番気にしていたのは指示理解でした。
発語が遅めだったこともあり、先生の話をどの程度理解できているのか、集団行動の中で困っていないか、という点が心配でした。
正直なところ、「まだ難しそうですね」と言われることも覚悟して面談に臨みました。
先生から見た園での様子
実際に先生から伝えられた内容は、親が想像していたものとは少し違っていました。
褒めていただいた点
- 幼稚園を楽しい場所と感じ、嫌がらずに通えていること
- トイレが早い段階でできるようになったこと
また、お友だちに興味を示し、自分から一緒に遊ぼうとする姿もよく見られるとのことでした。
ただお友だちの名前をよく間違えている、しかも男の子を女の子の名前で呼んでいる、ということも笑い話として教えてもらいました。
気になった点として伝えられたこと
一方で、先生が気にしている点として
- 食事中にスプーンで机を叩いてしまうことがあり、注意されると強く反応する
- 「もう帰る」「ママに会いたい」と感情的になることがある
- 実際には帰る時間ではなくても、帰る準備を始めてしまうことがあった
といったことを教えていただきました。
先生はもちろん責めるようなトーンではなく、「この年齢ではよく見られることなのですが」という前置きもありましたが、親としては若干心配になる内容でした。
親の見方と先生の見方の違い
面談で印象的だったのは、親が不安に思っていたことと、先生が見ていたことが必ずしも一致していなかったことです。
親が心配していた指示理解について
指示理解については、「園の活動には問題なくついてきている」との評価でした。たまに言われたことをそのまま繰り返す「おうむ返し」はあるものの、成長とともに見られなくなることが多いため、現時点では経過観察でよいとのこと。
親としては大きな課題だと思っていた部分が、先生から見ると「年齢の範囲内」だったことに、少し安心しました。
初めて知った園での姿
一方で、感情の出し方については、家庭だけの話ではなく、園でも見られていると知りました。
「この時期の子どもにはよくあること」と説明はありましたが、一人っ子で甘やかしすぎたのでは、と感じたのも正直なところです。
面談後に感じたこと
面談を終えた直後は、安心と同時に、少し落ち込む気持ちもありました。
できている点を知ることができた一方で、これまであまり意識してこなかった園での姿や課題を、改めて知ることになり、自分の関わり方を振り返るきっかけにもなりました
今振り返って思うこと|面談は一時点の記録
初めての面談を終えたあとは、少し落ち込んで帰宅しました。
ただ今思えば、入園して間もない時期の面談だったこともあり、その時点での「つまずき」が強調されて見えていたのだと思います。
実際、二学期以降は少しずつ変化がありました。
- おうむ返しは見られなくなった
- お友だちとの関わりが増えた
- 園生活を楽しんでいる様子が安定してきた
3学期の面談では、「大きく成長しましたね。楽しく過ごせています。」という言葉をいただきました。
子どもの成長は早く、面談の内容はあくまでその時点の記録にすぎないんだなと後から振り返って思います。
おわりに
幼稚園の個人面談で見える姿は、「できる・できない」を決めるものではなく、今どこにいるかを共有するためのものだと、今は思います。
もし面談で気になる言葉があった場合は、
- どの程度のことなのか
- 事実共有なのか、それとも家庭で対応を変える必要があるのか
をその場で確認することで、不安を必要以上に膨らませずに済むかもしれません。
面談は、親子を評価する場ではなく、先生と同じ方向を向いて子どもを見守るための時間。
そう捉えられるようになったのは、この最初の面談があったからだと思っています。


