育休明け、いよいよ職場復帰。
赤ちゃんがまだ小さいうちの仕事復帰に、不安や緊張を感じている方も多いのではないでしょうか。
今回は、生後3ヶ月の赤ちゃんを育てながら、フルリモート勤務で復帰した私の「1ヶ月目のリアルな記録」をまとめました。
在宅勤務というと、「通勤がないぶん楽なのでは?」と思われがちですが、実際には予想外の壁やバタバタがたくさんあり、心身ともに慣れるまでなかなか大変でした。
- 復帰1週間目に起こったこと
- 母乳育児と仕事の両立の難しさ
- 「もう無理かも…」と思った瞬間と、そこからの乗り越え方
- 1ヶ月経って見えてきた変化や気づき
これから仕事復帰を控えている方や、ちょうど復帰直後でバタバタしている方に、「こんなケースもあるんだな」と参考になる部分があれば嬉しいです。
基本情報(私の場合)
まずは、私自身の働き方や育児環境について簡単にご紹介します。
みか※「フルリモート勤務で、実母のサポートあり」という恵まれた環境での体験です。人によって状況はさまざまだと思うので、参考になる部分とそうでない部分があるかもしれませんが、「こんなケースもあるんだな」という目線で読んでもらえたら嬉しいです。
- 勤務形態: フルリモート勤務・30分時短(9:30〜18:00)
- 働き方: タスクベースで時間調整OK/ただし、復帰初月は産休中の引き継ぎが重なり週4〜5回はミーティングあり
- 育児サポート: 実母が日中の赤ちゃんのお世話を担当(授乳以外)
- 子ども: 生後3ヶ月/保育園未利用
復帰1週間目:頭も心も追いつかない…現実とのギャップ
仕事復帰初日。
パソコンの前には座ったけれど、頭がぼーっとしていて、何から始めればいいのか分からない感覚がありました。
原因は、もちろん夜間授乳による寝不足。
夜は2〜3回起きて授乳し、そのたびに抱っこで寝かしつけ。
なんとか朝を迎えて、業務に入る頃には完全に“頭が働かないモード”でした。
それでも職場では、復帰と同時に産休中の引き継ぎが重なり、週に4〜5回はミーティングがある状態。
チームのみんなが優しく迎えてくれていて、早く仕事に戻れるようサポートしてくれているのに、自分だけが追いつけていないような焦りが常にありました。
産前はバリバリ働いていた私でも、「あれ?これが今の自分の限界?」と思わざるを得ないくらい、パフォーマンスが落ちていたのが正直なところです。
母乳育児の現実:搾乳ペースと業務の板挟み
母乳育児を続けたい気持ちはあったのですが、在宅勤務であっても搾乳のタイミングを調整するのが本当に難しかったです。
特に困ったのが、会議の合間に搾乳する時間を確保できない日が続いたこと。
気づけば胸が張って痛い…でも会議は終わらない…。
在宅とはいえ「画面越しに気を張っていると、なかなか搾乳モードに切り替えられない」というのは意外な盲点でした。
そして、搾乳できないと母乳量が減る→焦る→また張る、という悪循環に。
何度か「もう無理かも」と思ったものの、できる範囲で続けようと気持ちを切り替え、以下のような工夫をするようになりました。
- 朝イチと昼休憩の時間に“搾乳タイム”を固定化
- 会議が詰まっている日はミルクに頼るのもOKと割り切る
- 仕事後や夜間の授乳で調整する(夜は頻回なので、あえて搾乳せず授乳に切り替える)
“できる日だけ頑張ればいい”というマイルールを持てたことで、心もだいぶラクになりました。
「もう無理かも…」と感じた日と、私なりの乗り越え方
復帰して数日が経ったある日、赤ちゃんが夜にほとんど寝てくれず、2時間おきに起きては授乳・抱っこ。
そのまま朝を迎えて、会議3本+締切タスクに追われる日がやってきました。
途中で搾乳もできず胸は張るし、集中力も出ないし、資料も頭に入らない。
午後にはふと「このままずっとこんな感じなら無理かもしれない」と、涙が出そうになったのを覚えています。
私なりの対処法は「完璧をやめること」
- 仕事の準備が必要な日は、当日朝ではなく、前夜のうちにやるように変更
- お昼は「食べられればOK」として、自炊を一時中断
- 会議と搾乳がかぶる日は、あらかじめ「今日はミルクの日」と割り切る
- 仕事が詰まりすぎた日は、午後の授乳後に赤ちゃんと一緒に30分仮眠
そして、「サボってる」と思いそうになる自分に対して、“これが私の今できるベスト”と受け入れることが、乗り越えるきっかけになりました。
1ヶ月経って、少し落ち着いてきた頃に見えてきたこと
正直、最初の2週間は「これはずっと無理かもしれない…」という気持ちでいっぱいでした。
でも、不思議なことに1ヶ月が経つ頃には、少しずつ生活にも仕事にもリズムが生まれてきたように思います。
育児も仕事も「慣れる」ってある
赤ちゃんとの生活は日々変化しますが、
「このタイミングで授乳しておくと次の会議に間に合うな」
「この作業は頭が動く午前中にやっておこう」
など、“自分と子どものリズム”がなんとなく見えてくる感覚が生まれました。産前のようなパフォーマンスではなくても、“今の自分なりの働き方”を肯定できるようになったことが、すごく大きかったです。
周りに「頼る」「伝える」ことの大切さ
この1ヶ月で一番実感したのは、自分1人で抱え込もうとしないことの大切さでした。
- 実母に「今日はちょっと余裕がないからお風呂お願い」と頼む
- 夫には「夕方の片付けだけでもお願い」と明確に伝える
- 仕事では「このタスク、明日でも大丈夫ですか?」と調整してみる
このように、少しずつ人に頼っていくことで、心の余白が持てるようになっていきました。
「今のままで大丈夫」って、自分に言ってあげること
復帰前は「仕事もちゃんとやらなきゃ」「母としても完璧でいたい」と思っていたけれど、今は「どちらも“それなり”で十分」と思えるようになりました。
毎日やることは山積みだけど、赤ちゃんが元気で笑っていて、自分もなんとか働いて過ごせている。
それだけで、十分頑張ってると言っていいと思います。
まとめ|復帰直後の自分に、そしてこれから復帰するあなたへ
仕事復帰1ヶ月目。
思っていた以上にしんどくて、「これで本当にやっていけるのかな」と不安になる日もありました。
夜間授乳で寝不足のまま会議に出て、思考がまとまらず焦る。
それでも、毎日なんとか少しずつ進んできた——そんな1ヶ月でした。
今振り返ると、
「完璧じゃなくても、進めばOK」
「がんばりすぎなくても、ちゃんとやってる」
そう思えるようになったことが、何よりの成長だったように感じます。
そして本音を言えば、「リモートワークだし、なんとかなるかな」と思って早めに復帰したけど、想像以上にきつかった。最初の子どもだったこともあって、どれだけ大変かを甘く見ていた部分もあったと思います。
今なら「もう少し復帰を遅らせてもよかったかもしれない」と思う自分もいます。
実際、なんとか仕事はこなしていたものの、正直いま振り返るとこの時期にどんなプロジェクトやってたか全然覚えていないです(笑)
とにかく、毎日を回すことに精一杯でした。
だからこそ伝えたいのは、
「無理して復帰しなくてもいい」ということ。
育児も仕事も、どちらも大切だからこそ、心と体の余裕が持てるタイミングで動き出すことが何より大事だと、今では感じています。
もし今、これから復帰を控えていて不安に思っている方がいたら、
「大丈夫、一歩ずつ慣れていけるよ」と伝えたいです。
そして、うまくいかない日があっても、それは普通のこと。
“こんなケースもあるんだな”と、少しでも参考になれば嬉しいです。













